「道の駅えんざん」ができないか
11月5日「道の駅つる」がオープンした。リニア見学センターの隣の10,575㎡の敷地に、駐車台数93台、1,236㎡の木造平屋に、農林産物直売所、テイクアウト、ビッフェ方式のレストラン、キッズコーナーや市の情報コーナーを配置した本格的な道の駅だ。利用者は買い物だけでなく屋外のゆったりとした休憩スペースでくつろぐことができ、訪れたときも高齢者などが大勢で広々とした空間を楽しんでいた。
開店数日後の店内にはたくさんの来店客で混雑していたが、地元産品のほとんどは売り切れ状態で、売り場には提携産地と表示された他地域の商品が並んでいた。甲州市での道の駅は「道の駅つる」ほどの広さは必要とは思わない。敷地面積2,000㎡、駐車台数50台、建物面積500㎡ぐらいで十分だろう。初期投資を抑えて、陳列などの工夫で、売り上げを確保することの方が商品の鮮度が向上する。直売による農業の利益も増えるし、6次化などでの地元産品の販売にもつながる「道の駅えんざん」の開設が望まれる。