路上にマスクを捨てないで!
最近、ウォーキングで歩いていると、使い捨てマスクが路上に捨てられているのが目につく。処理をしなければと思うが、コロナが付着している可能性もあるので、素手では拾い上げることはできない。後日、ビニール袋と割り箸持参で回収したが、マスクのポイ捨ては危険物の拡散だ。
近々、甲州市でも使い捨てマスクを一世帯ごとに50枚を配布する。これにより、使用済みマスクのポイ捨てが、さらに増える可能性があるが、マスクの捨て方を環境政策課がホームページでお知らせしているにとどまっている。
使い捨てマスクは紙製品ではない。ポリプロピレンなどのプラスチック製品だ。したがって、使い捨てマスクのポイ捨ては、コロナ感染拡大につながるだけでなく、マイクロプラスチックの拡散にも直結する。
せっかく、レジ袋の有料化が始まり、海に流れ込むマイクロプラスチックの削減対策が、日常生活に取り入れられ始めているのに、使い捨てマスクが新しい課題となってきている。せめて、使い捨てマスクのパッケージに、「ポイ捨て厳禁」の表示を義務付けるべきだと思うが、対策はできないものか。
マスクを拾いながら、たばこの吸い殻、フィルターの多いことにも驚いた。「ポイ捨て厳禁」もう一度アピールしたい。