「認知症」正しく知ることが第一歩
介護保険を新しく申請し、介護保険の対象と認められる人の中で、認知症を理由とする人の比率が増加しています。
高齢化が進む中で、認知症についての知識、理解が十分でないために、生活に混乱が生じたり、支えている家族の精神的負担が大きくなったりする事例も多くなっています。
認知症にならないような予防や、病気が進まない処置は数多く開発されてきていますが、何より大切なことは認知症についての正しい知識を身に付けることだと思います。
図書館にも関連図書は備えてありますし、セミナーなど理解を深めるための機会は増えています。中には、家族が認知症を発症した高齢者を隠してしまい、症状が進んでしまう事例も発生しているようですが、周囲の人が正しい知識を身に付け、気持ちを楽にして、認知症とお付き合いする方法もあるようです。とりあえず、お薦め本をご紹介します。
これでわかる「認知症」 ~正しく知ることが 上手な介護の第一歩!~
監修 杉山孝博 成美堂出版 (甲州市立塩山図書館にあります)