山梨県人会70周年記念大会
金がないから 何もできないという人間は 金があっても 何もできない人間である。 小林一三
ノーベル賞受賞者 大村智先生が講演の中で紹介された言葉です。5月25日アイメッセで開催された山梨県人会70周年大会の記念講演では、学生の頃スキー競技に全力で取り組んだこと、夜間定時制の教師になり、働きながら勉強する学生を全員一緒に卒業させたこと、また、彼らに動機づけられ研究者の道に進めたことなど、ノーベル賞までに至る道のりのお話を聞かせて頂きました。いくつかの幸運もあったとは思いますが、私事より、社会への貢献を優先した考え方、生き方が、幸運を招いたとの確信を持ちました。
それにしても、3,000人を集めて大会を開催した意味はどこにあるのか、演歌歌手の出演は必要なのか、サンニチ新聞では翌日の記事の見出しに「新時代も故郷に貢献 首都圏の3,000人集う」とありましたが、山梨県も首都圏だなと思いながらも規模、内容に疑問の残る大会という感想を持ちました。