介護に生きるアートの力
絵画作家の鶴田修さんが、高齢者、介護の支援が必要な人が簡単に作品をつくることができる技術を開発し、指導をすることで、素晴らしい作品を生み出しています。その作品の展示と鶴田さんの指導を受けて作品を制作した人のお話を交えた、鶴田さんの講演会を、ギャラリー日向で開催しました。
介護保険システムの財政的な行き詰まりへの対策にもなりますが、一人ひとりの高齢者が毎日を生き生きと生活することに、鶴田さんの工夫、開発した絵画作成の技術は、大きな成果を上げています。絵を描くことが得意でない人も、取り組むことができるので、創作意欲が沸き上がり、毎日が張りのある生活になったとのお話もありました。
「アートをもっと身近に!」というギャラリー日向の目標にも合致した事業なので、これからも活動の支援を重ねていきたいと考えています。