議会力をつけよう
平成30年度の、山梨県市議会議長会議員合同研修会が開催されました。今年は、三重県庁に勤務し、全国初の議会基本条例の策定に中心的な役割を果たした、高沖秀宣氏を講師としてお迎えし、「自治体の議会改革」についてのお話をお聞きしました。
「議会改革は定数削減だけではない」という発言には、「その通り」と声をかけたくなりましたが、人口減少、財政のひっ迫などを考えると、一定レベルの削減は考えなければならないと思います。
繰り返し話されたことは、「議会力をつけよう」ということでした。市長と車の両輪などと言われているが、両輪で同じように走るのではなく、別の車でお互い競って行政を進めるという考え方には、共感するものがありました。
これを実現するためには、議会からの政策提案、政策提言の重要性も強調され、政務活動費の活用で、調査研究を進めるようと、強調されていたことも、わが意を得たりのお話でした。その他、議会事務局の充実強化や女性議員の増加を目指すことなど示唆に富む講演でした。一つひとつ、実現していきたいと思います。