今度こそ認定! 世界農業遺産

活動報告

今度こそ認定! 世界農業遺産

今度こそ世界農業遺産 今度こそ世界農業遺産 今度こそ世界農業遺産

峡東3市の小学生を対象に、農業をテーマした絵画コンクールの表彰式が12月1日、ぶどうの丘にて行われた。知事賞を始め、賞を受け取る児童たちには緊張した表情の中にもうれしさが感じられた。

児童たちが、自分の目でしっかりと農業の姿を見つめ、作品として描き出す。これこそ、芸術文化の原点ではなかろうか。芸術文化を通じて、私たちが、自然環境や農業に生かされていることを学んでいく。世界農業遺産の登録を目指す甲州市にとって、この絵画コンクールは極めて意義深いものになったように思う。

表彰式に続いて、講演会が開催され、世界農業遺産の先進地である和歌山県みなべ町の みなべ・田辺の梅システムの紹介があった。遺産という言葉が、過去の実績に対しての認定というイメージが強いが、そうではなく、絶え間なく持続していくための改革が、認定項目になっていることを知り、共感できた。

事務局長の中村正樹課長の講演は、自信に満ちたもので、今回は認定されるのでは、という気持ちになった。自然の中にこそ、文化がある。そして、そこに生きる私たち自身が、世界遺産としての価値があるかが問われる世界農業遺産登録の結論は、来春だ。

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