キーワードは「つなぐ」「新しい仕事」
私が委員長をしている建設経済常任委員会のメンバーで、視察研修を行いました。
新潟県の長岡市では「ながおか・若者・仕事機構」の事業が、地元の大学や若者を「つなぐ」ネットワークをつくり、新しい仕事を作り出し、若い人の活躍の場を広げるのに大きな役割を担っていることが分かりました。
群馬県のみなかみ町では、農家が宿泊業を担う「農泊推進事業」が、年間一億円の売り上げに至る成長の過程をお話しいただきました。ここでも、町、観光関係者、商工会、農家が、お互いの垣根を越えてつながり、農泊という「新しい仕事」に挑戦して大きな成果を上げていました。
人口3,300人の群馬県川場村では、平日の午後にも関わらず沢山の観光客でにぎわう、川場田園プラザを見学し、甲州市のぶどうの丘との比較を行いました。周りの山々を背景に、直売所やソーセージやケーキなど各種の専門店や飲食店が上手に配置された施設は、ディズニーランドレベルのサービスと相まって、村への入込客200万人の中心施設であることが納得できるものでした。
村が出資した株式会社の経営形態も、ぶどうの丘の経営の良い参考になりました。