アートにみる知的障がい者の輝き
ギャラリー日向で、知的障がい者の人たちが取り組んだアート作品の展示会が開催された。
「自閉症」という病から、人とのコミュニケーションがとりにくい状況にあって、自分の世界に閉じこもる傾向にある人たちが、自分のこだわりを見つけ、身近な材料で作品を作り上げていた。
段ボールに丸い顔を描き続ける人、板にくぎを打つことが得意な人、透明なフィルムにこだわる人、様々なこだわりから生まれた作品は、どれも新しい世界を見せてくれた。
「自閉症」という病。私たちはどれほどの理解ができているだろうか。もっともっと理解を深め、一緒に社会をつくっていきたい。これは病なのだから。
ちなみに、生後半年頃に小児マヒ(ポリオ)に感染して、右足に後遺症が残り、身体障がい者の手帳を持つ私は、グランドゴルフ大会で7位の成績を収め、ラッキー賞をいただいた。ホールインワン賞もいただき、商品が両手にいっぱいになった。参加者の大きな拍手をいただき、とてもうれしかった。
「自閉症」の人たちにとって、たくさんの人が見にきてくれた展示会が、大きな拍手になっていることを祈りたい。