深刻なプラスチックごみ被害
2018年7月16日、山梨県で初のプラスチックごみ削減に取り組む組織、山梨マイクロプラスチック削減プロジェクト(略称 Yama・P)が発足し、その記念講演会が開催されました。
講演では、使い捨てられたプラスチックごみが海岸にうず高くたまっている映像や、細かく砕かれたマイクロプラスチックが、魚などの胃袋から大量に見つかっている現状が紹介されました。
スターバックスが、プラスチック製のストローを20年までに使用をやめると発表するなど、プラスチックごみについての関心も高まってきていますが、政治の取り組みは極めて遅いのが現実です。
海のない山梨県ですが、すべての川は海に繋がっています。私たちの出すプラスチックごみが、流れ流れて海に住む魚たちに蓄積され、有毒化した魚を食べることになっていることを考えると、他人事ではありません。プラスチックごみの削減について、一人でも多くの人と情報を共有して取り組んでいきたいと思います。